生命保険会社 life insurance company 2005 10 23

 ある大手生命保険会社の「保険金の不払い」が問題になっています。
不払いとなった件数からすると、とうてい、単純なミスとは思えません。
 「保険料は取ったが、保険金を払わない」ということは、
「釣った魚には、餌をやらない」と同じです。
あの時、生命保険会社のMOF担の問題を不問にしたのが、まずかったかもしれません。

MOF担 MOF-TAN 2005 9 9

 まだ、保険会社の「保険金の不払い」のニュースが続きますね。
それで、思い出すのが、「大蔵省接待スキャンダル事件」のことです。
 あの時は、「銀行のMOF担」と「金融当局の担当官」の間で行われた過剰な接待が、
問題となり、大きな事件として、立件されました。
 MOF担とは、Ministry of Finance(大蔵省)担当のことです。
ここで、わざわざ、「銀行のMOF担」と書いたのは、
MOF担は、生命保険会社にも、損害保険会社にも、存在したはずです。
 こうした過剰な接待は、
「生保のMOF担」にも「損保のMOF担」にも、あったのではないかと推定していました。
 どうして、「銀行のMOF担」関係だけ、立件されたのか。
そういう過剰な接待は、「生保のMOF担」にも「損保のMOF担」にも、一切、なかったからか。
あるいは、捜査当局は、事件を選んで、立件したのか。
 あくまでも仮定の話ですが、
もし、捜査当局が、手心を加えたとするならば、
それが、今の「保険会社の保険金の不払い」の「遠い原因」になっていないでしょうか。
 一般論で言えば、
捜査や立件というものは、公平に、法律に照らして、機械的に行うべきでしょう。
「捜査する、しない」、あるいは「立件する、しない」を、恣意的に行うとすれば、
それは、法律家ではなく、政治家に近いでしょう。
 もちろん、こうした過剰な接待は、「銀行のMOF担」だけが、やっていたことで、
「生保のMOF担」も「損保のMOF担」も、そういうことは、一切、やっていなかったと、信じたい。
こうしたことは、私の勘違いであると思いたい。





































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